“Moonshot” から “Earthshot” へ
60年前、アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディは、アポロ計画のスピーチの中で、
人類を月へ運ぶ “Moonshot” を宣言しました。
その後人類の “Moonshot” への挑戦は、パーソナルコンピューターApple Ⅱ、
そしてWorld Wide Web/インターネットの発明へと続きました。
そしてシリコンバレーの “Moonshot” のバイブルとなったのが “Whole Earth Catalog” です。
インターネット以前に、その最終号から発信されたメッセージ “Stay hungry. Stay foolish.” は
スティーブ・ジョブズによるアップル創業へと続き、
伝説のスタンフォード大学の卒業式スピーチで次世代へと継承されました。
デジタルガレージは “Whole Earth Catalog” の創刊者スチュアート・ブランド氏と “Earthshot” を宣言します。
人類の振り子が月へと向かう遠心力から、かけがえのない地球へと向かう求心力へと切り替わり、
グレートリセットされるESGの時代です。
宇宙から見える地球に国境はなく、我々全てはエコシステムの一部です。
New Context Designer DG
我々は、これからも持続可能な社会に貢献するために、
『新しいコンテクスト』をデザインし、テクノロジーで社会実装していきます。
“Stay hungry. Stay foolish.” を心に刻んで・・・
Whole Earth Catalog
Stewart Brand
Whole Earth Catalog」 創刊者・編集者 / The Long Now Foundation 代表
「Whole Earth Catalog」は、1968年に創刊したヒッピーカルチャーやその後のハッカーカルチャーに多大な影響を与えた伝説の雑誌です。「Access to Tools」をテーマに地球上のあらゆるモノ、サービスの情報を網羅し、さながらインターネット登場以前の世界における、検索エンジンやSNS、オンライン上のコミュニティのような役割を果たしました。「Whole Earth Catalog」が掲げたテーマは、シリコンバレーのイデオロギーに受け継がれ、今日のインターネット(IT)革命につながりました。Steve Jobsは、スタンフォード大学の卒業式の式辞で、卒業生に贈る言葉として「Whole Earth Catalog」の最終号の裏表紙を飾ったことで有名な言葉 「Stay Hungry. Stay Foolish.」を引用しました。本年、SXSWにてStewart Brand氏のドキュメンタリーが上映され、世界的に再注目されています。